ギフト券には有効期限が決められているものと決められていないものがあり、一般的に有効期限が決められていないものはずっと使い続けられると思われています。
ですが条件によっては無期限でも使えなくなってしまうケースも。
そんな無期限のギフト券が使えなくなるという状況について解説します。
無期限は無限ではない
まずギフト券における「無期限」は、「無限」とは異なる点に注意しましょう。
無限とはその名の通り限りがなく永遠であること。
しかし無期限は期限が永遠なわけではなく、特に定められていないことをあらわしています。
どういうことなのか、以下に解説しましょう。
ギフト券の有効期限と無期限
ギフト券には有効期限があるものと、有効期限がないものとが存在しています。
これはそれぞれの発行元が定めているので、はっきりとした線引きはありませんが、主にデバートなどの商品券には有効期限があり、ECサイトなどで使えるAmazonギフト券やAppleギフトカードなどのデジタルギフト券は有効期限が特に定められていないということが多いようです。
これはできるだけ早く使ってほしいという考えと、あまり焦らずにずっと使い続けて欲しいといった、発行元の考えるコンセプトの違いによるものでしょう。
無期限が使えなくなるケースとは?
では本来「無期限」であるはずのギフト券が使えなくなるのはどのようなケースか。
これは発行元が、たとえば倒産してしまったり、サービスを取りやめると判断した時に起こり得ます。
ギフト券が現金と同様に利用できるのは、発行元がその金額を保証しているからに他なりません。
その発行元が保証を辞めれば、当然お金としての価値はなくなってしまうわけです。
ただし、発行元も勝手に廃止にできるわけではなく、サービスを停止する場合には払い戻しに応じなければならないことが法律で定められています。
とはいえ、この払い戻しにも期限があるため、期限を過ぎてしまうと完全に金券としての機能は失ってしまいます。
公式情報をマメにチェックすることも大切
ギフト券は期限が特に定められていなくても、発行元の動向によって金券としての機能を失効してしまうケースがあります。
その場合でも払い戻しは法律によって保証されていますが、それにも期限があるため、できるだけマメにニュースや公式サイトなどをチェックしておくことをおすすめします。
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