クオカードはギフト券?その歴史や人気の理由・現在などについて紹介

ほんの数十年前、プレゼント用のギフトと言えばクオカードを思い浮かべる人も多かったと思います。
近年ではAmazonギフト券などデジタルコンテンツ向けのものも増え、ギフト券の概念も変わりつつあります。
そんな中、あらためてクオカードとはどういったものなのか、解説します。

クオカードはギフト券の一種

クオカードはギフト券なのか否か?と問われれば、ギフト券であるというのが一つの結論になります。
ギフト券とは企業などが発行している商品を購入するための商品券全般をあらわすものであり、クオカードもその中に含まれています。

その歴史は1989年にさかのぼる

クオカードの歴史は1989年に発行された「セブン-イレブンカード」まで遡ります。
もとは株式会社クオカードが消費税の導入に伴い、小銭が増えることを避け、プリペイドカードの需要が増えると見越して設立されたことに始まります。
それまではセブンイレブン専用だったものが、全国共通で使えるようになったのを機に、1995年にQUOカード(クオカード)として名称が統一されました。
そこから一気に知名度を上げ、プリペイドカードの第一の選択として広まっていきます。

コレクターズアイテムとしても存在感を示したクオカード

またクオカードは多様な図柄を選べるのも特徴の一つ。
企業がプレゼントとしてオリジナルのものを作れるだけでなく、一般用の贈り物としても、家族の写真などをデザインできました。
以前は公衆電話で使用できるテレフォンカードがそうした役割を担ってきた側面もありましたが、携帯電話の普及に伴い公衆電話の需要が無くなっていく中で、クオカードがデザインできるプリペイドカードとしての地位を確立していきます。
そしてキャラクターがあしらわれたものなど、コレクターズアイテムとしても高い人気となったのです。

現在ではアプリもリリース

そんなクオカードも、他のギフト券の台頭によりやや存在感が薄くなってきている感もありますが、それでも独自のコード決済アプリをリリースするなど、時代に合わせた変化も見せています。
まだまだこれからも多くの人に求められるプリペイドカードとして、その存在を見せつけていくかもしれません。

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